「お金2.0」を読んだ
お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)
- 作者: 佐藤航陽
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/11/30
- メディア: 単行本
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うーん、そっか〜って感じだ。ちゃんと理解できてない部分もあるだろうけど、
- 仮想通貨の登場によって、経済圏そのものが複数存在することが当たり前となる
- どの経済圏で生活するかを選択できるようになる
という話が書いてあった。なんだかいまいち納得感がない。
例えばドルだって海外旅行前提とかでもないと、わざわざ持つ必要性ないし、為替とか金利優遇とかそういうのがメインでは?とか思ったり。
ビットコインとか実際持ってないんだけど、ビットコインで日常生活送れる感じもないしなぁ。試してみないとこにはわかんないし、ビットコインとかやってみた方が良いかな?いやどうかな。
自由に経済圏を構築できたとして、それがかなり大きいものにならないと導入や利用する意味があまりないと思うし、なーんかピンとこない。
というか考え方自体が見当違いなのか。お金のこと詳しくないし、他にも色々勉強しないといかんのは間違いない。
下垂体卒中で入院していた
下垂体卒中で4週間入院していて、今は自宅療養中。
はじめに
頭痛持ちの人には気をつけてほしいなと思う。きちんと診断してもらったことがない人は、一度頭のMRIの検査とか受けた方が良いと思う。万が一ってことがあるかもしれない。
あと、もし激しい頭痛と嘔吐が起きた場合は、救急車呼んででもすぐに大きな病院に行くべき。ググった結果で勝手に自己判断しない。
以下、あまりまとまってないし長くなった。
下垂体、下垂体卒中とは
そもそも下垂体について知らなかったんだけど、こういう器官らしい。頭の中にある。
下垂体(かすいたい)は、様々なホルモンの働きをコントロールしている部位です。大きさはえんどう豆程度で、前葉と後葉からホルモンを分泌し、生体の機能維持を司っています。
それで、下垂体卒中というのは、こういう状態。
下垂体卒中は、下垂体腫瘍が突然大きくなったり、出血したりすることにより起こります。下垂体卒中が起こると、突然の激しい頭痛がおこり、視力の低下や複視(物が二つに見える)が出現します。
引用: 下垂体腫瘍に罹った患者さんとその家族のためのガイドブック
自分はまさにこれだった。
以前からあった自覚症状
思えばこんな自覚症状があったけど、腫瘍のせいだったかもしれないし、関係ないかもしれない。
- 頭痛が慢性的に発生
- 特に夕方になるに連れて痛くなる
- たまに朝から頭痛がしんどいなぁという日があり寝込んでしまう
- 左右どちらか、あるいは両方の目の奥が痛む時がある
- まぶたがたまに痙攣してることがある
最後2つの目の症状は特に左側で発生することが多かった(し、今回症状が出たのも左側だった)。もしかして偏頭痛なのかなぁと自分では疑っていたが、結局今まできちんと検査してもらったことはなかった。
今回の症状とか
時系列で書くと以下の通り。
- 5月22日: かなり激しい頭痛と嘔吐
- 5月25日: 入院。入院直後から複視が発生
- 6月6日: 手術
- 6月22日: 退院
- 7月末まで自宅療養の予定
入院までに時間がかかったのは、3件病院を回ったから。風邪→偏頭痛→下垂体卒中という診断だった。「頭痛 嘔吐」でググると偏頭痛に関する記事が多く、2件目の診断でやっぱそうだよなぁと納得しその薬に期待したところも大きかった。が、全然回復しなかったので最寄りの大きな病院に行った。救急車呼んででも大きな病院に早く行くべきだった。
入院後の点滴と内服薬のおかげで、頭痛と吐き気は3日ほどで回復し、食事も取れるようになった。内科の診断では特にホルモンの異常はないとのことだったが、複視が改善しなかったので、脳外科の先生の判断で手術を行うことになった。(実際、腫瘍があっても手術をしないということはあるらしい。)
6/1に手術に関する説明があった。その際、「あくまでも症状が悪化するのを防ぐための予防的処置であって、すでに視神経に障害が起きている場合は回復しない」と言われたのはかなりショックだった。両目でピントが合わせられないので左目には眼帯をしていて、なかなか読書もままならない状態だった。このままだと長時間パソコンを使うのも厳しいかもしれないと思っていたので、これはプログラマとして生きていけなくなるのでは?と思った。
今の状態
無事手術も終わって退院したものの、後遺症というかそういうのがやはりある。
- 複視はなくなった
- 目が常に疲れてる感じ
- 視野が欠けてしまった
- 倦怠感
- 疲れやすい
- 頭痛
目に関しては、複視がなくなったので良かった。回復しないかもとか言われてたので、本当に嬉しい。読書も問題ないし、パソコンも使用できている。ただ、基本疲れ目状態という感じでまぁまぁツラい。メガネも弱めにした方が良さそう。視野が欠けているという診断結果だが、これは気になったことがないので、生活には影響はなさそう。もしかしたら車の運転に影響があるかもしれない。
倦怠感があるが、これは手術の影響による下垂体の機能低下が原因っぽい。術前の検査ではホルモンの異常はなかったが、術後の検査では数値が低下していた。とりあえず発熱などの症状があった時に飲む薬を処方してもらっている。だるくて起きれないということは今のところない。
疲れやすさもあって、ちょっと歩くだけで、疲れる程度に走ったあとの軽い動悸と息切れの感じが発生する。最寄り駅まで徒歩5分くらいだったのが10分くらいかかるようになって、駅に着いたら「フーフー」言ってる。入院中に筋力が低下しているのも影響しているかもしれないし、自宅療養でどれくらい回復するのかしないのか。1ヶ月後に検査があるのでまたそこでの判断になる。正直このままだと通勤もままならんなと思う。
頭痛は日常生活に支障はない範囲でうすーくある。疲れ目と一緒に起きる頭痛に近いので、目のせいかも。波があるので、ひどくなったら頭痛薬を飲むしかないが、今のところそれは1回だけですんでいる。この頭痛は手術の影響によると先生が言っていたが、徐々に治まって発生しなくなるのかどうか。頭痛持ちだったけど、手術しても頭痛持ちのままなのかぁとか思うと凹む。
終わりに
今後のことだけど、とりあえず7月末までは仕事は休みたい。医者から自宅療養するようにと言われているのもあるが、まだまだ体調が万全とは言いがたい。体力がどれくらい戻るのか正直わかんないけど、徐々に運動量を増やしていくとか、とにかく体力が回復できるようにできることをやるしかない。
あと、何かしら仕事に備えて慣らしていく必要もあるんで、なんかコード書くとか読書するとかもしようと思う。長い休みだからこそできそうな何か。具体的にはわからんけど。
不幸中の幸いというか、幸いでもないんだけど、やつれた痩せたんで、体重はキープしたい。昔来てた服が着れるようになったのは嬉しい。もうちょっと元気になったら服を買いに行きたい。
「ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか」を読んだ
- 作者: ピーター・ティール,ブレイク・マスターズ
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2014/09/25
- メディア: Kindle版
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起業するにあたって考えるべきこととか心構えみたいな話かな。著者はPayPalの創業者。
なるほどなぁと思った点は、
- 隠れた真実が大事
- リーンスタートアップを否定してる
- 最初の計画めっちゃ大事
- 競争せず独占を狙う
- 営業大事
- ただ作るだけでは買い手はやってこない
とか。
著者は賛成する人がほとんどいない、大切な真実はなんだろう?という質問を起業家にするらしい。その答えを隠れた真実と呼んでいるが、それがないと競争にさらされるので独占ができないため、利益が出せないということらしい。
リーンスタートアップについてはほとんど知らないので、そっちも勉強してみよう。
「生産性」を読んだ
個人よりは組織、チームで生産性を上げるにはどうするか?みたいな話だった。
いくつかポイントとしては、
- 地道な改善と革新
- 3%と3割とも
- やらないこと決める(業務の棚卸し)
- 生産性が上がったかどうかで人事評価する
- 優秀な人(トップパフォーマー)につまらん仕事させない
- 戦力外中高年の人を諦めない
- ロールプレイでの具体的な研修をレベル、役職に応じてやる
- チーム内でスキルを共有する
って感じだった。
色々書いてあったけど、やらないこと決めるのが一番大事かなぁと思った。これは今後意識していきたい。
あと以下の文章がけっこう刺さるものがあって、ウッとなった。長いけど引用しとく。
成長意欲の高い人の中には、日中はめいっぱい仕事をし、家に帰ってから新しいことを勉強するために時間を投入する人もいます。私たちはそういう人を「向学心があり成長意欲が高い」と賞賛します。
たしかに目の前の仕事をこなすのに手いっぱいで、新たな勉強が何もできていない人よりはマシでしょう。しかしこれは、家に帰ったら家事も育児もまったく手伝わない、昭和型の男性社員にしか許されない成長方法です。家では家事も育児も介護もしない、コミュニティ活動もボランティア活動もしない、趣味もない、仕事人間のための成長法なのです。
こういうスタイルしか存在しないと、育児や介護に時間をかける必要が出てきた時点で、まったく成長できなくなってしまいます。もしくは、「今は仕事もしっかりこなし、自分にも投資したい時期だから、育児休暇などとてもとれない」という男性がいつまでたっても減りません。
そうではなく、仕事の生産性を上げ、目の前の仕事だけでなく今後の成長のための投資や新しいチャレンジもすべて労働時間内でやりきれるようになる、そうなることを目指す——そういう意識に変えていかないと、プロフェッショナルとしての成長には、常に個人生活の犠牲がセットでついてきてしまいます。
やっぱりそうだよなぁ。
「プロダクションレディマイクロサービス」を読んだ
すごく参考になった。 O'Reilly Japan - プロダクションレディマイクロサービス
この本は、
ひとことで言えば、本書は私がマイクロサービスの標準化の作業に取り掛かったときにあればよかったと思うような本です。
ということで、今からマイクロサービス化して行こうってタイミングで是非読むと良いと思うし、プロダクトの全体を見るような役割の人はこれを教科書にしたら良いんじゃないかと。
本書でいうプロダクションレディとは、以下の基準を満たしていることを指していて、それぞれやらないといけないことが書いてある。
- 安定性
- 信頼性
- スケーラビリティ
- 耐障害性
- パフォーマンス
- 監視
- ドキュメント
- 大惨事対応
また、付録に各基準についてのチェックリストと評価基準がまとまっている。この付録だけでもコピーして全員に配りたいくらいだ。
以前に、マイクロサービスアーキテクチャを読んで、マイクロサービスというのが単に技術的にサービスを分割しただけのものではなく、組織の体制などもきちんと考えないといけないというのはわかった。
で、体制面から色々進めることに加えて、この本の基準を参考にチームを跨いで標準化していくことができれば良い形になるんじゃないだろうか。実際やるにはかなり骨が折れそうだけど。
Dockerイメージのgolang:1-alpineはgo getできない
とにかくコンテナのベースイメージは軽い方が良いんでしょ?みたいなノリでalpineベースのイメージを使おうとして失敗した。
git
がないからgo get
できない。
% docker run --rm -it golang:1-alpine /bin/sh /go # go get -u github.com/golang/dep/cmd/dep go: missing Git command. See https://golang.org/s/gogetcmd package github.com/golang/dep: exec: "git": executable file not found in $PATH /go # which git /go #
git
をインストールして、再度go get
する。
/go # apk add --no-cache git fetch http://dl-cdn.alpinelinux.org/alpine/v3.7/main/x86_64/APKINDEX.tar.gz fetch http://dl-cdn.alpinelinux.org/alpine/v3.7/community/x86_64/APKINDEX.tar.gz (1/5) Installing libssh2 (1.8.0-r2) (2/5) Installing libcurl (7.60.0-r0) (3/5) Installing expat (2.2.5-r0) (4/5) Installing pcre2 (10.30-r0) (5/5) Installing git (2.15.0-r1) Executing busybox-1.27.2-r7.trigger OK: 19 MiB in 17 packages /go # which git /usr/bin/git /go # go get -u github.com/golang/dep/cmd/dep /go # which dep /go/bin/dep
無事、go get
できた。
実際のところマルチステージビルドをやるので、ビルド環境についてはあまり軽量化は考えなくても良いのかもしれない。
Notificationは積極的に自動化してボットにやらせる
仕事する上でコミュニケーションは大事だとは思うものの、通知に相当するものはボットにやらせた方がお互い救われるんじゃないかと思っている。
なんとなく、
- 要件を伝えた後に議論が発生することがない
- 単純な報告
のようなものは自動化しやすいと思っている。
例えば、作業をチケット管理していたとして、
- ステータスが変わった時に次のアクションを教える
- ルールに逸脱した状態を指摘する
- 期限が過ぎそう、過ぎてる、を知らせる
- 進捗の記入を促す
とか。
チケット管理に限らず、特に、ルールが守られてない状態を指摘するのは、言うのも言われるのもなんだかしんどい。
そういう事を真面目にコツコツ波風立てずにこなすほどの能力もないので、やりたくない事はやらない、の精神で自動化に取り組んでいる。